トルコリラ円で儲ける方法
以前の記事では
普通に買いで入ったらトルコリラ円は儲からない
と書きました。恣意的なものではなくデータ集めていったらそういう結論になってしまった次第で。何を隠そう私はリラのロングホルダーなんです(苦笑
世の中へそ曲がりはいるもので、そんなリラで儲けたいと思う人が必ずいると思うんです。私もその一人。じゃあリラで儲けるためにはどうすればいいか。チャートから私なりの答えを出してみました。
実は上の『普通に買いで入ったらトルコリラ円は儲からない』に答えが書いてあります。つまり儲からない方法の逆をやれば儲かるって事。逆とは、
1)普通には買わない
2)普通に売る
ですね。
ツイッターを見てますとこれに気付いている人は結構いる感じです。
◇普通には買わない◇
まずは買いで利益を出す方法です。リラには買うタイミングがあります。コスト平均法で普通にダラダラ買ってはダメなんです。狙いすました乾坤一擲の買いを炸裂させないと(と言っても急落の時のナンピンは有り)
下のチャーはトルコリラ円の週足です。週足を使った荒いトレンドラインですが丸で囲ったところ、ヒゲだったりロウソクの実体が下限の線をブレークしています。このブレークしたところで買いを入れます。
リラは時々バーゲンセールをやってくれるのです。それが下限ブレークの時。ブレーク後、リラは律儀に上昇したり暫く横横で動いてくれます。さらに売り建てを持っていた場合、下限ブレークで売りの手仕舞いの買いをしますが手仕舞いで買うだけでなく新規の買い建てもするのです。
所為『ドテン』です!
で上限の線付近又は上限の線にタッチしたところで買いを手仕舞います。
週足でなく日足にしてまめにトレンドラインを調整してやればもっとエントリーチャンスは増えるしより適切なエントリーポイント、エグジットポイントが分かるので勝つチャンスも増えます。つまりリラは
バーゲンの時だけ買う
です。これを徹底すれば買いでも勝てますね(多分)。なんて優しい通貨なんでしょう(笑。
ただあまりにも急過ぎる下落時にはスプレッドが広がる場合があるので注意が必要です。また上昇するまで保持し続けますからスワポが高いFX会社が有利です。スプレッドの拡大は小さくありませんが、スワポの高さからトレイダーズ証券のライトFXが良さそうです。
◇普通に売る◇
売りも簡単です。上のラインを上抜けしたら売りを建てます。売ったら勝手に下がってってくれますから後は下のラインにタッチするのを待ちます。買い建てを持ってた場合は上のラインにタッチしたら手仕舞いの売りをしますが、手仕舞い売りだけでは飽き足らない。さらに新規の売りを建てる!つまり
所為『ドテン』です!
売りの場合マイナスのスワポが発生しますのでマイナスのスワポが低いFX会社がいいんじゃないでしょうか。GMOのFXネオとかですかね。
◇リラとの付き合い方◇
『普通に買わない』も『普通に売る』も結局組み合わせてドテンにするのが効果的だとの結論なんですよね。
リラはドテン通貨
シナリオとしては以下のようになるかな
a)上限ブレークで新規売り建て、保持しつつ下限ブレークを待つ
b)下限ブレーク時に売りを手仕舞って利確
c)さらに新規買い建て、上限ブレークを待つ
d)上限まで戻したら買いを手仕舞って利確
e)a)に続く
常にドテンでどちらかのポジションを取るので資金が遊んでる状態はありません。安定して下落するのを売りで享受しつつ、たまに訪れる束の間の平穏な日々を買いで享受する、まさに
リラのいいとこ取り
作戦ですね(過去はこれでいけそうですが将来こんなに上手くいくかどうかは保証できないですけど)。売りと買いでFX会社を分ける必要がありますね。
◇注意事項◇
リラは非常にボラの高い通貨で、急落しながら下限ブレークする時が結構あります。強制ロスカットのぶん投げ祭りですかね。その最たるのがリラショックの時。リラショック以外でもフラッシュクラッシュの時やドイツPMIショックの時も普通に2円以上動いたりします。リラ円のスケールはポンド円の約1/7ですから、リラで2円動くってのはポンド円で14円動くって事に相当します。ポンドが表の殺人通貨ならリラは裏の殺人通貨と言えるでしょう。まさに
裏の暗殺通貨(アサシン)
です。くれぐれも強制ロスカットだけは喰らわないようにして下さい。強制ロスカット、ダメ絶対!
トレードは自己責任で!